こころの病気一覧
うつ病
気持ちが沈んでしまったり、何事にも喜びを感じられなくなるような、長引くこころの病気です。
また、人によっては、先に頭痛や吐き気などの身体的な症状が現れることもあります。
適応障害
適応障害は、ストレスや圧力の結果として心理的な不調を招く状態を指します。
一般的に、働き盛りの人々や学生など、ストレスの多い環境にある人々に発生しやすいとされています。
双極性障害(躁鬱病)
双極性障害(躁うつ病)は、気分の変動が極端に現れる神経精神疾患です。
躁状態とうつ状態を繰り返す周期的な気分の変化が特徴であり、症状の重さや周期の長さは人によって異なります。
パニック障害
パニック障害は、突然の強い不安や恐怖が発作的に現れる精神障害です。
パニック発作として知られるこの症状は特徴的であり、心身にさまざまな身体的な症状が出現します。
強迫性障害(OCD)
強迫性障害(OCD)は、自分の意志や思考とは異なる内容が頭に浮かんできてしまい、その内容を払拭または振り払おうとするために不合理な行動を繰り返す病気です。
人口の2%程度が経験し、日本では40人に1人が発症すると言われており、決して珍しい精神疾患ではありません。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス)
むずむず脚症候群は、レストレスレッグス症候群とも呼ばれ、座ったり、横になったりすると、主に脚にむずむずする、ぴりぴりする、痛み、かゆみなどの強い不快な感覚が現れる症状です。場合によっては、脚だけでなく腰や背中、腕や手にも症状が現れることがあります。
社会不安障害(SAD)
社会不安障害(SAD)は、公の場での注目や評価に対して強い不安や恐怖を感じ、自らが恥をかくのではないかという心配や強い不安を抱く心の障害です。
この症状は、あがり症とも呼ばれます。
全般性不安障害(GAD)
全般性不安障害は、日々の生活で漠然とした不安や心配を慢性的に抱える病気です。
この状態が持続すると、身体的な症状や精神的な症状が徐々に現れ、負のスパイラルが生じる傾向があります。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群は、特に消化器の疾患がないにも関わらず、慢性的な腹痛が起こったり、下痢・便秘などの便通異常が長期間続いたりする病気です。
主な原因は、ストレス、不安、恐怖、抑うつなどの心理的要因や自律神経の乱れといわれています。
統合失調症
統合失調症は、幻覚や妄想などさまざまな症状が現れる精神疾患です。
10~20歳代の青年期から成人期にかけて発病することが多いとされていますが、中年期以降に症状が現れることもあります。